ノミやダニの薬を散布しても、あなたのワンちゃんがまだ掻いているなら、アレルギーに対処しているのかもしれません。
犬の皮膚について
皮膚は(動物を含む)体の最大の器官であり、アレルギーなどの問題を発生させる最も表面積が大きいものです。 アスク・ペットMDの獣医師アドバイザー、ジェニファー・コーツ博士が言うように、犬の毛皮はかゆみを悪化させ、「刺激物は毛の中や下に閉じ込められる」ので、振り払うことは不可能ではないにしても、難しくなります。
品質の良いオイルだけを使う
犬を助けるのではなく、傷つけることを避けるために、治療用のエッセンシャル オイルだけを使うようにしてください (香水品質やアロマテラピー用ではありません)。 それ以外のものには、溶剤やその他の化学物質が含まれていることがあり、犬の問題を悪化させる可能性があります。 品質の劣るオイルは価格が安いので魅力的かもしれませんが、肝臓を傷めるなど、実際にペットに害を及ぼす可能性があります。 高級なエッセンシャルオイルに投資することの裏返し?
安全のためにオイルを薄める
エッセンシャルオイルの強さは人間の体を基準にしており、それはおよそ150ポンドの犬に等しいため、犬の安全を確保するためには、抑制と希釈が必要です。 コーツ博士は、”エッセンシャルオイルは必ずコールドプレスオリーブオイルなどのベースと混ぜる “ことがとても重要だと言います。 犬の場合は、大型犬から中型犬の場合はベースオイル10滴に対してエッセンシャルオイル1滴、小型犬の場合はベースオイル25滴の割合で希釈してください。 精油は絶対に水と混ぜないでください。 古い格言にあるように、「油と水は混ざらない」からです。
犬に最適な精油
コーツ博士は、「犬のかゆみの原因を診断するには、獣医の診察が必要です」と説明していますが、いったん皮膚アレルギーと診断されれば、家庭療法で子犬を多少緩和することが可能です。
ラベンダー
家に1本しかないのであれば、このエッセンシャルオイルがおすすめです。 ラベンダーは、抗菌、消毒、抗真菌、抗不安など、治癒を除くあらゆる作用があるオイルです。
ニアウリ
コーツ博士によると、高濃度で犬に毒性があるティーツリーオイルの代わりに、同じ抗ヒスタミン作用と抗菌作用を持つこのオイル。 もし、あなたの子犬の皮膚トラブルが、アレルギーと二次的な皮膚感染によって引き起こされているなら、ニアウリは両方の問題を一度に解決してくれるでしょう。
スイートマジョラム
さまざまな種類のマジョラムの中で、この品種を使用するのが一番です。 強い抗菌作用のほか、鎮静作用や筋弛緩作用もあります。
ヘリクリサム
このオイルは人の湿疹の治療に素晴らしく、また犬の同様のかゆみを伴う皮膚症状にも使用できます。 また、ヘリクリサムは抗炎症作用と鎮痛作用で痛みを和らげます。
カモミール
ヨーロッパ原産のこの花は、人間用には鎮静作用のあるお茶にされることが多いようです。 犬には、皮膚の炎症やアレルギー反応、火傷などを鎮めるオイルとして使用されます。
犬の救急箱にこれらの希釈したオイルを用意しておけば、ひっかき傷にサヨナラできるでしょう。