果物や野菜を家で保存することはお金の節約になります。 自分で野菜を育てるにせよ、ファーマーズ・マーケットで買うにせよ、スーパーの旬の食材のセールを利用するにせよ、家庭で缶詰を作れば、真冬でも高品質で栄養価の高い食品を手に入れることができるようになるのです。
加工
レシピと正しい缶詰方法(ウォーターバス缶または圧力缶)で適切に加工することが、保存期間を延ばすカギになります。 方法を正しく守れば、熱処理によって、通常のレベルの微生物は破壊されます。
ジャムとゼリー
適切に処理されたほとんどのジャムとゼリーは 1 年間その味と品質を維持します。 この期間を過ぎると、ジャムやゼリーを作るのに使った果物の種類によっては、色が変わり始めることがあります。 桃やリンゴのゼリーのような色の薄い保存食は、色が濃くなり始めます。
高酸度食品
トマト、トマトソース、果物、漬物などの高酸度缶詰や酢漬けは1年間有効です。 その期間を過ぎると、品質が劣化してしまいます。 食品が適切に処理されていれば、目に見えるカビや腐敗の兆候はなく、食品のにおいがよければ摂取しても問題はありませんが、中身の味が新鮮でなくなる可能性があります。
低酸性食品
低酸性缶詰には肉、スープ、シチュー、かぼちゃ、にんじん、えんどう豆が含まれます。 これらの缶詰の pH レベルは 4.5 以下なので、賞味期限が長くなります。 通常、2年から5年程度は安全に保存することができます。
保存のコツ
家庭用缶詰を適切に保存すると、保存期間が長く、おいしさも保たれます。 缶詰は、清潔で涼しく乾燥した場所の棚に保管することをお勧めします。 食器棚が理想的です。 光は食品の変色を招き、また栄養分の損失にもつながります。 温度は華氏60度から70度の範囲に保つ必要があります。 75度以上になると、どんなに保存状態の良い食品でも、栄養分が失われ始めます。 (参考3参照)温度が上がると、腐敗の危険性が高くなります。
警告
家庭用缶詰を開ける前に、腐敗していないかチェックすることが重要です。 カビが生えた形跡がないか、見てみましょう。 缶詰の瓶の金属製の蓋やリングに錆がないか調べます。 もし、このどちらかが見られたら、瓶ごと捨ててください。 缶を開けたときに変な臭いがするものは、捨ててください。 臭いは細菌が繁殖している可能性があります。