ジム & ワークアウト
あなたは運動について実際どれくらい知っていますか? 意外と知らないことが多いのではないでしょうか。 そこで今回は、あなたがジム通いをしているのか、それとも運動初心者なのかを問わず、あなたが知らない運動の事実をまとめてみました。
あなたは運動について、本当はどれくらい知っていますか? 意外かもしれませんね。 あなたがジム通いをしていても、初めて運動をする人でも、知らないような運動の事実をいくつかまとめてみました。
1 ジムのメンバーシップは、座っている時間を打ち消すものではありません
フィットネスクラスやジムセッションは、一日中デスクに座っているという事実を埋め合わせるものだと思っていませんか? そうではありません。 多くの調査研究によると、長時間座っていると、たとえ体を動かしていたとしても、心臓病や糖尿病といった危険な病気にかかるリスクがあります。 毎日1時間はジムやスポーツに通っているかもしれませんが、残りの23時間は何をしているか考えてみてください。 小さなことでも、定期的に行うことで健康に違いが生まれます。
2 運動してもやせない
多くの人が体重管理の唯一の方法として運動を利用していますが、研究では、運動を食事の変更と組み合わせない場合、体重減少に関してほとんど効果がないことが示されています。 The British Journal of Sports Medicine に掲載された研究によると、肥満の人のグループが、食事制限をせずに、監督下で 12 週間の有酸素運動を行ったところ、ほとんどの人が大きな体重減少の結果を経験しなかったそうです。
3 運動を始めると、目標の達成に役立つ
運動を始めることは、体や健康を改善するだけでなく、他の人生の目標を達成するのにも役立ちます。 ニューヨークでマラソンのトレーニングをしている人たちを対象にした調査では、定期的な運動は、仕事でも生活の他の分野でも、人々の目標設定、整理整頓、規律を向上させるということがわかりました。 Archives of Internal Medicine誌の研究では、運動をした喫煙者は、運動をしなかった人に比べて、禁煙し、タバコを吸わずにいられる可能性が2倍高いことが示されています。
4 走る前のストレッチは持久力を下げるかも
多くの人は運動の前にウォームアップするように教わってきましたが、最近の研究では、走る前のストレッチは運動には有益でない可能性があると示唆されています。 Journal of Strength and Conditioning Researchに掲載された研究によると、ランニングの前にストレッチをすると、ランナーの体の効率が悪くなり、パフォーマンスが低下して、それほど距離を走れなくなることがわかりました。 ストレッチの代わりに、ウォーキングやランニングに特化した動きでウォーミングアップを行い、関節を動かしてから走るようにしましょう。
5 フェイスブックはフィットネスのモチベーションを高める
フェイスブックを見ることが運動の目標に役立つとは思わなかったかもしれませんが、調査によると、サイトに登録することで、フィットネスのモチベーションを真剣に高めることができるのだそうです。 まず、見栄えの悪い写真にタグ付けされるという危険が常に潜んでいるため、ソーシャルメディアサイトは多くの人にとって大きな減量の引き金になっています。 実際、Fitbitの調査によると、イギリス人がダイエットを始めるきっかけとして新たに挙げたのは、Facebookの見栄えの悪い写真でした。
6 朝に運動すると病気になるかも
毎日の運動は健康に良いのですが、夜型の人は早起きの人より有利かもしれないという研究結果があります。 Brunel University, Middlesexの研究者による研究によると、早朝の激しいトレーニングは免疫システムを低下させ、アスリートを細菌やウイルスによる感染症のリスクにさらすことがわかりました。
7 女性と男性では運動への反応が違う
運動は夫婦で行うには素晴らしい活動ですが、女性がパートナーと全く同じ運動法を行うのは良いアイデアではないかもしれません。 ミズーリ大学の研究者による新しい研究によると、女性と男性では運動や食事に対する反応が異なり、男性と同じ結果を得るためには、女性はより多くの運動をし、食事にもっと気を配る必要があることがわかりました。
8 夫婦の運動量はかなり少ない
結婚には多くの健康上のメリットがありますが、独身者は既婚者よりも定期的に運動する傾向が強いという調査結果があります。 保健省の依頼で行われた世論調査では、質問した成人のうち、推奨される週150分の身体活動を行ったのはわずか27%で、そのうち76%の男性、63%の女性が既婚者であることがわかりました。
9 60%のジムの会員権が使われていない
ジムに通うことは新年の抱負としてよく知られていますが、調査によると、2月中旬になるとジムの出席率が元に戻る傾向があり、60%のジムの会員権が使われていないのだそうです。 未使用のメンバーシップを無駄にするのではなく、ランニングやハイキングに出かけたり、楽しめそうなクラスの無料体験セッションを受けたり、有料のフィットネスクラスに申し込んだりして、無料または格安で運動する機会を最大限に活用することができるのです。